まだまだ伸びるよ、伸びるよ、身体能力

ブログ、ちょっとサボりました。

 

ホームページのご挨拶の欄に、趣味はバレエと表記しているとおり、
週に一回だけですが、お稽古しています。子供の頃にやったことはありますが、
再開したのはたしか42歳。それから8年たち現在は、そう。半世紀生きてきたわけで50歳です。再開したばかりの頃は、「せめて10年早く30歳代で再開できていたらなぁー」とぼやいていました。
 子供の頃は何ともなかったトゥーシューズで立つことや、脚をたかくあげたままキープすること、後ろに大きく反ることなどなど、それはそれは大変。大汗かきます。何しろ、体重は倍以上?増えているのに、筋力はそうアップしていない。先生の根気のある指導と、愉快な仲間のおかげで挫折することなく、現在も楽しくレッスン続けられています。
 バレエのためだけでなく、仕事を続けられるように心がけていることは、毎日のストレッチです。その日の疲れ、歪みを出来る限り明日に持ち越さないように気をつけています。酔っ払って帰宅しても、やるようにしています。
 この仕事とバレエが結びついて面白いのは、筋骨格、身体構造にあった動きを、バレエの動きの中でそれを体感し、身体と脳に記憶させる。構造を理解すると、動きを覚えるのも早いということです。地道に続けてきた甲斐があって、最近は、今までできなかった動きができるようになってきたのです。常にボディを引き上げておくことや、片脚で立ちくるくる回るピルエット。回転しながら移動するピケターン。バーレッスンで、 身体構造にあった正しい身体の使い方や重心の位置、バランス、今使うべき筋肉を意識する。そうすると、バーレッスンが終わる頃には、レッスン前にはぽてっとしていたお腹が引き締まって、ほっそりとしてきます。また、重心の位置も定まって、ようやく「踊る」準備ができます。
 
 私達の身体。子供の時からプロを目指して高度な練習をしている人は別として、使われていない身体能力がたくさんあります。つまり、伸びしろが沢山あるのです。身体構造を理解して、正しい使い方をすれば、50歳になっても、まだまだ身体は動く、使える、スポーツの記録は伸びるのです。
「村谷さん、80歳までは続けてくださいね。」とおっしゃるバレエの先生。80歳のレオタード姿の自分を想像し、引きつり笑をこらえる私。
 でも、続けていきますよー!限界は自分で作ってしまうもの。どこまでいけるか、ワクワクしています。