オステオパシーの考え方で身体をみています

オステオパシーとは1850年代にアメリカで活躍したアンドリュー・テイラー ・スティル医師によって発表された医療に対する考え方です。

 

 それは、

1.人体はひとつのユニット(1単位)で構成されている。

2.人体の構造(神経・筋骨格系)と機能は、相互に関連性を持ち、

 構造に異常があれば機能に異常が、機能に異常があれば構造にも異常が生じると考えられる。

3.人体には生まれながらにして、回復力(自然治癒力)が存在する。

 

スティルは、この3つの視点から、病気の発生原因と治療を考え、現代の医学と異なる発想を持ちました。

 

などなど。。。

 私がここで教科書に書かれていることをコピペしなくても、検索すれば詳しく正確な情報が得られますね。

施術の判断基準としていることは、

1.組織の質感

  ようするに、触った感じです。

2.構造の非対称性

  左右対称かどうか。傾いてる?ねじれてる?

3.可動性

  可動域に制限があるか?動かしやすい?動かしにくい?

  左右に違いはある?

4.痛みはあるか?

 

 これらを基に、手のみで施術するマニュアル・メディスン(徒手療法)を行います。

 

方法は5つ

1.マッスル・エナジー

  筋肉に筋収縮のない抵抗をかけて、疼痛や可動制限を解消します。

2.ソフトティシュー

  例えば、、、最近よく耳にすることがあると思いますが、筋膜リリースはこの一つですね。

3.ストレイン&カウンターストレイン

  くつろぎ姿勢と圧痛点、痛みが生じている筋肉にアプローチします。

4.高速スラスト

  硬縮部分に、高反発で且つ低刺激を与えます

5.クラニオセイクラル

  頭蓋骨をゆるめ、脳脊髄液を循環させて身体のバランスを回復させると言われています。

 

 

 

 私は、主に、「5」を以外の4つの手技を用いて施術を行っています。