なんてこったい! と驚愕したこと

こんなことがありました。

 

「肩の痛みがひどくて腕を上げられない」という方がいらっしゃいました。

驚いたことに、「7年間、パーソナル・トレーナー付きのトレーニングをしている」とおっしゃるのです。

いつものように、立位前屈や片脚立ちをしてもらい、骨盤周りの筋肉バランスを見ましたら、

右の殿筋の弱さが著しく目立ちました。

パーソナル・トレーナーさんからは、何の診断もなく適切な指導を受けることなしに、”筋肉トレーニング”を続け、負荷が蓄積して故障してしまったようです。

 

まず、極端に弱った筋肉は力を発揮できるようにもどしてあげてから、負荷をかけて筋力アップトレーニングしていかないと、いろいろこじらせることになってしまいます。

 

殿筋のアンバランスは、骨盤の不安定さを呼び、股関節、膝、足首

上半身、、、全身に及びます。

 

「健康のために」「体にいいことしたいから」

とトレーニングに励んでも、これでは、本末転倒です。

やたらと重いダンベルもったり、負荷をかけるとか、

長い距離走るとか、アブナイですよ。

殿筋って本当にだいじ

 

施術を終えてから、皆さんに「どうしたら、身体のバランス崩れないでいられるか」と聞かれます。

これ、みんな誰でも知りたいですよね。

 

答えは、「骨盤のねじれを抑える」だと思います。

あともう一つ、「靴選びも大事」ですね。(別の機会に書きます)

 

では、どうしたら、骨盤がねじれずにバランスよい状態でいられるか。

ですよね。

それは、殿筋です。骨盤を支える殿筋がしっかりしていることが大事です。

施術を始める際に、立位前屈や、片脚立ちをしていただいていますね。

この時、骨盤の左右の高さの違い、左右の脚の長さの違い、角度、仙骨の傾き、動き、

殿筋の様子、観察・触診しています。

 

あ、右が働いていないかもー と、わかったら、

筋エネルギー治療で刺激します。力を発揮できていなかった殿筋が働き始め、

バランスを回復し始めます。

 

この変化をみていると、楽しいのですよー

みんな身体を回復させる自然治癒力、もっているんですね!

きちんと睡眠、休養と栄養。

今年も健康でいましょうー!

 

 

長くなりましたね。

最後までよんでくださってありがとうございます。

 

皆さんの健康をお祈りしています。